結局設計には年かかったという。ポイントはふたつ。できるだけ部品を散らすこと、それぞれの機構を小さくまとめて、かついくつかの階層に分けて載せることだった。複雑時計の設計としては異例だが「これがヴァシュロン・コンスタンタンの伝統です」と設計者は語る。結果、ムーブメントは層に分割され、それぞれの「階」に機構が据え付けられた。普通こういう「分割式」の設計は、時計業界ではタブーとされる。組み立てると不具合の生じる可能性があるためだ。しかし分割を得意とするヴァシュロン・コンスタンタンは、これを最も複雑な懐中時計に応用した。複雑時計の設計としては、最も新しい試みだろう設計が終わると、続いては部品の製造と組み立てだ。しかし部品点数がもあると、求められる条件は普通の時計とまるで異なる。まずは素材。できるだけ軽くするため、チタン、アルミニウムといった素材が用いられた。また一部のスチールにも、特別なものが採用されたという。そうして部品が完成すると、ようやく組み立てとなる。やはり基準は、普通の時計とは別物だ担当した時計師が、その難しさをこう説明する。「例えばある部品のすき間を分のミリにしたとしましょう。そういった部品がいくつか重なると、機構全体のすき間は分のミリやミリに増えてしまいます。時計は動かなくなりますね」

対して彼は、機構全体のすき間を決め、その範囲内で部品の間隔を調整した。「例えばある部品は長さがあります。許される間隔は分のミリ。しかし普通に組み立てると、ひとつのかみ合わせだけで分のミリになってしまいます。そこで様々な部品を合わせたトータルのすき間を、分のミリ以内に収めました」

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